新入社員ユウカです。本日はサドルについてです。
ロードバイクに乗る方ならお尻や股の痛みに悩まれた経験がおありではないでしょうか。
その原因はいくつか考えられますが使っているサドルの形やサイズがあっていないということが一因かもしれません。今回はスペシャライズドのサドルについてサイジング方法、形の特徴を皆様にお伝えしたいと思います。
【サドルのサイジング方法】
スペシャライズドでは座骨幅を測定しサドルサイズを提案します。座骨幅ってなんですか?という方もいらっしゃるのではないでしょうか。座骨とは座った時に出る骨のことをいいます。この骨の幅を測定しサドルサイズを提案します。
測定にはスペシャライズドの座骨結節測定器、Degital Sitbone Device(デジタルシットボーンデバイス)を使用し写真のように座るだけで簡単にサイズを知ることができます。
座骨幅=サドルサイズではなく、座骨をしっかりと安定させることのできる幅であり、サドルサイズは座骨幅をもとに、143・155・168とそれぞれのサドルサイズに振り分けられます。
【サドルの特徴】
☆溝(チャネル)
サドルの中央にチャネルと呼ばれる大きな溝が開いているのはご存知 ですか?実はこのチャネルのおかげでライダーが体を前傾にした際に起 こる陰部への圧迫が緩和されます。長時間圧迫が続くと局部への血流が減少し、痛みや痺れだけでなく泌尿器系や生殖器系の疾患に繋がることもあります。この圧迫を軽減し快適な乗り心地につなげます。
☆性別ごとの設計
バイクもメンズ、ウィメンズがあるようにサドルも分かれています。前述したチャネルの役割が男性の物は血流の確保、女性の物は軟組織への圧迫をやわらげる働きをしています。そこでチャネルの部分にある切り込みの角度(ウェッジ)にも違いがあります。女性用サドルはこの切り込み角度が少し滑らかになっており丸みがあります。そして肌もデリケートな女性のために男性用の物よりも少しパッドを多く搭載することでソフトなフィット感に仕上げています。
「お尻の痛みは慣れるまで我慢!」ではなく自分の身体に合うサドルを選び、快適にライドを楽しんでいただきたいと思います。サドルにお悩みのある方、1度サイズや形を見直してみませんか?
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