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2017年10月5日木曜日

タイヤインプレ第3弾!(ホイールが第2弾の続きだけど今回はタイヤも換えているので(笑))

9/23~24に渡り、実業団PRO-TOURレース、まえばしクリテリウムとまえばし赤城山ヒルクライムに出場してきました。 このレースにてテスト&インプレを含め、またもや私、身体を張って(涙) ホイールを使用しました。
ついでにレースレポート兼ねて。 でイイですかね?(笑)

今回のFocusはこのタイヤ!

SPECIALIZED TURBO COTTON 700×24C & 26Cクリンチャー ¥9720-(税込)

しばらく品切れだったこのタイヤ、ギリギリレースに間に合って入荷してきたんですよ~。。 以前、24Cを使用したことがあり感動ものでした。今回は26Cを投入しました!
今回の2daysレースのクリテ&ヒルクラでのタイヤとの組み合わせはCLX32CLをセットしました! 理由は、ヒルクラオンリーなら当然32なんですが、Uターンとコーナーの多い今回の1日目のまえばしクリテの場合、0発進ダッシュが苦手な私にとって、加減速が多いため加速で立ち遅れないように軽量でなおかつ前作のCLX40よりもエアロ効果が高いこのホイールがベストと判断したためです。
                 (ちなみに私の後ろにいるチームメイトの光山はSW TARMAC LTD KATANAにCLX32TU+SW TURBOチューブラー24CにSW EVADEと完璧な組み合わせ)
このコースだと各ストレートで高い速度で巡航している時間も短いので。
ちなみに、ホイールの詳しいインプレは富士チャレと鈴鹿の記事をご覧になってくださいね~。
さて、世の中のタイヤ幅が23Cから弊社のような24C(装着して実測すると25mmくらいになる)や26Cが主流になってきているのは皆さんもご存知かと思います。 もう23C以下のタイヤは使われなくなると思います。  そこで、タイヤとリム幅のおさらい。

同じタイヤで8気圧を入れた場合、23Cではタイヤが変形しやすくなりコーナーでのグリップが下がる。そして転がり抵抗が増えます。
対して、ワイド化した24Cや26Cだとグリップ力が向上しタイヤのタイコ(丸み)を保ちやすくなるので転がり抵抗が減ります。
ただし! 従来の他社のようなナローリムを使用した場合、ワイドタイヤを装着した場合、タイヤ自体が縦楕円形になってしまうのでエネルギーロスが発生しまう。コーナリング時でもタイヤが変形しやすくなるのでグリップを落とします。
また、ナローリムに対してタイヤが大きくはみ出す形になるので空気抵抗が増えてしまいす。

そこでCLXシリーズのワイドリム化!
CLX32のようにクリンチャーでも390gを実現できるワイドリムホイールが作られました。
ワイドリムにすることにより、24Cや26Cでもタイヤ自体が真円となり、リムからタイヤがはみ出さないので空気抵抗が低減できる・真円を保てるので、コーナリング時のグリップを落とさない・扁平変形しにくくなるので転がり抵抗が減らせるんです!
土台(リム幅)が広がるのでタイヤが安定化します。
だから、ワイドリム化しても超軽量だからCLXシリーズはアップダウンのあるコース、ヒルクラでもそれぞれのコース特性に合わせて好みでセレクトできる素晴らしいホイールなのです♪
                          (チームメイトと疾走する私)

はい! 実践あるのみ。
このタイヤ最高です。CLX32との組み合わせとも素晴らしかったです。何がって?
S-WORKS TURBOタイヤと同様のGRIPTONコンパウンドなので、レースでのコーナーや峠の下りを攻めるコーナーでもハイグリップな安心感は一緒です。
注目点はそのCOTTONという素材をベルトに使用したことです。COTTONを自転車のタイヤにか!?というくらいの高級素材です。
このTURBO COTTONに採用さているのは、とても高密度な320TPI(繊維の密度の高さの数字。詳しくは素材のページを見てください。)で捻れに強く、弾性に優れていいること。COTTONの最大の特徴はその「腰」とも言える『しなやかさ』が高い!ということです。

24Cで実測重量で220g前後と数字だけ見るとS-WORKS TURBOと比べると重そうに見えますが、違います。 耐パンクベルトを採用したタイヤとしては軽量なんです。

『しなやかさ!』『腰!』が違うんですよ! そのしなやかさがコーナーリング時の安心感のあるグリップ感を生み出し、その腰が全力加速時の驚くほどのBikeが前に進む加速の軽さと巡航時の抵抗の低さを体感できるんです。
だからこの20g前後の重さの違いはそのタイヤの性能が上回ってしまうんです!
今回は26Cを選択しました。 それは26Cにしても他メーカーやSW TURBOより、しなやかさが高いので、26Cでも行けるんじゃないか?と思ったからです。結果、クリテのほぼ0発進に近いUターンコーナーでも想像以上に軽い加速で楽に集団に付いて行けました。(レースはキツいものなので楽は言いすぎ(笑))

もう一つ。ワイドタイヤにしたのは、前橋のコースが橋の繋ぎ目があったり、マンホールやワダチが多いからです。そのためトラクションが掛けたいがために24Cではなく26Cを選択しました。 結果として乗り心地が良く、集団が一列棒状のようなハイスピード状態では50~55km/hくらいまで上がったので、その時の巡航性で、以前お話した大経化したタイヤにより巡航すればするほど楽にスピードが維持できます。

いくら加減速の多いクリテと言えども、リザルトを見ると3.5km×14Lap、50kmのクリテの私の平均速度は44.4km/hでした。 ホイール選びも脚質でセレクト。32で行くのか?50で行くのか?はたまた64で行くか~!?
そこら辺面白いですよね~。

今回のレース。1日目のクリテは脚切りはたったの2~3分。 一周が4分半ちょっとで戻ってくるので当然といえば当然ですが、一瞬でレースが終了~ってなっちゃいますが、今回は残り3周でハイペースで集団はバラバラになり私はメイン集団から遅れましたが、何とか2分差で完走できました。
チームとしては3人完走できたので、まずはホッとしました。

そして翌日の苦手?(笑)のヒルクラですが、怪我明けとは言え、去年の赤城ヒルクラよりも2分タイムを縮めることができたので、私オッサンレーサーもまだまだ伸びしろがあるということですかね?(笑)

CLXシリーズはもちろんのことですが、TURBO COTTON。レースで使用できるこの性能でこの価格は安いでしょ~!
この『しなやかさ』とこの『腰!』を使ってみませんか?

さて、この後も私レースが続きます。
次のレースのセレクトはコレ! CLX32CLにTURBO COTTONの24C一本で行きます!
これもレース後にインプレ上げますので、皆さんお楽しみに~♪♪

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